柔道整復師の苧坪です。
日々、厳しい寒さが続いていますね。
実は1月下旬頃、体調を崩し、
身体に寒気を感じた時があり、
「首を温めてみたら」との助言から、
首を温めてみたところ、少しづつ体調が
回復し身体の調子も良くなりました。
それ以来、ネックウォーマーを活用し
極力、首を温めるようにしています。
今回は身体の冷えが引き起こす不調について
少しお話していきたいと思います。
体内の血流が悪くなると身体が冷え、
様々な不調の誘因となるかもしれません。
①肩こり、腰痛が悪化する。
首元の血行が悪くなると、
首痛、肩痛の原因に繋がります。
またパソコンやスマートフォンの操作などで
長時間同じ姿勢でいると、
首や肩に負担がかかり血行が悪くなります。
結果、凝り固まった筋肉が血管を圧迫し、
肩こりや腰痛を引き起こしてしまいます。
また、血行が悪いと疲労物質や老廃物が
排出されにくい状態になり、
疲労、だるさを感じやすくなります。
②便秘になりやすくなる。
体内の血行が悪くなると、
内臓にも血液が循環しにくくなっており、
便を柔らかくしたり押し出す力が弱まったり、便が腸内に滞留してしまうと肌荒れや、
むくみなどの不調の発生にも繋がるかもしれません。
③免疫力が低下する。
体外から侵入してきたウイルスや菌を
排除してくれる白血球やリンパ球は
体温が上がると活発化すると
言われています。
体内の温度が下がると、免疫力や新陳代謝が低下し病気にかかりやすくなってしまいます。
〈〈首、手首、足首を温める〉〉
首や手首、足首は薄い皮膚の下に
太い血管が通っています。
手足と頭を繋ぐ首の部分を温める事で
全身の血行の改善も見込まれます。
外出時などネックウォーマーやマフラーなどで首を冷たい空気から守りましょう。
同様に手首や足首を温め
冷えないようにする事も大切です。
首や足首、手首を温める方法として、
軽いウォーキングや体ほぐしの体操を
することもオススメです。
手足を大きく振って歩く事で、
ふくらはぎの血流、肩甲骨の血流を活発にし、溜まっていた血の流れをスムーズにする効果が期待できます。
立った状態で、つま先立ちを繰り返す運動
(椅子に座って行ってもOK)
や、手首を回す運動など、身体を動かすという事を習慣づけるのも大切です。
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